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おっさんバルーン
- 2011.08.22 Monday
- 作品
- 00:01
- comments(1)
- -


- by 北原 えびね
今、北原はマンガ喫茶の個室でごろごろしてるんだけど
おっさんが個室を覗いてくる
空洞みたいな真っ黒な目をした、青髭の、バーコードの、出っ歯の、おじさん
おいおい 私がおもむろに「脇毛どれくらい生えてるのかチェック」してるときに覗くなよ〜
おじさんは、「クャピポー」と高い声を発して消えた
おっさんが個室を覗いてくる
空洞みたいな真っ黒な目をした、青髭の、バーコードの、出っ歯の、おじさん
おいおい 私がおもむろに「脇毛どれくらい生えてるのかチェック」してるときに覗くなよ〜
おじさんは、「クャピポー」と高い声を発して消えた
12月の冬日
- 2010.12.20 Monday
- -
- 18:22
- comments(0)
- -


- by 北原 えびね
不意に懐かしい気持ちに駆られたくなって、小学校時代からの交換日記を読み返した。
とても懐かしかった。
全てページが半分も埋まっていない。全部で12冊くらいあった。
私は交換日記を止める役割を担わされていたようだ。
約10ヶ月、ここも放置した。
忙しかったからという理由は、とても効率がよい言葉だと思う。
しかし私は嘘は嫌いです。
だから事実を述べます。
暇でした。
暇すぎて寝てました。
北原は10ヶ月間寝てました。
ぼんじょるの。
久しぶりに見てみたら、コメントが16件もついてました。
ヒュー 人気者。
開いてみたら、全部いかがわしいサイトの記事でした。
けしからんけしからん、まだ私は18歳にもなっていないのに。
とりあえず、コメントの記事でマスターベーションしました。
16回しました。
そのあと管理者らしく記事を削除しました。
後悔しています。
とても懐かしかった。
全てページが半分も埋まっていない。全部で12冊くらいあった。
私は交換日記を止める役割を担わされていたようだ。
約10ヶ月、ここも放置した。
忙しかったからという理由は、とても効率がよい言葉だと思う。
しかし私は嘘は嫌いです。
だから事実を述べます。
暇でした。
暇すぎて寝てました。
北原は10ヶ月間寝てました。
ぼんじょるの。
久しぶりに見てみたら、コメントが16件もついてました。
ヒュー 人気者。
開いてみたら、全部いかがわしいサイトの記事でした。
けしからんけしからん、まだ私は18歳にもなっていないのに。
とりあえず、コメントの記事でマスターベーションしました。
16回しました。
そのあと管理者らしく記事を削除しました。
後悔しています。
神童と呼ばれていた時代に死んどけば良かった。
- 2010.03.17 Wednesday
- -
- 02:12
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- -


- by 北原 えびね
私の口から、鼻から、目から、吐瀉物が出る。
止まらない。マーライオンのように。
今なら温泉でバイトができるかもしれない。
チューリップのレオさんみたいに。
毎日、万葉の湯にマーライオンとして働きにゆく。
みんながゆったりリラックスしに温泉に浸かる。
私はにやにやしながらそれを眺める。
みんな嬉しそうでよかった。
野菜スティックとか、オーガニックな食事をしておいて正解だったな。
とそのとき私は初めて思うのでしょう。
胃がせり上がって、「ぐっ、ぐっ」と何回も痙攣にえづく。
便器って冷たい。
こうして吐いている今も、恵まれない子供達や恵まれない大人達が、どうしようもなく餓死している。
幸せすぎて気分が悪いのですが。
自分より恵まれない人間に同情してもどうにもなりません。
セレブが私にお金を分けてくれないのと、もしかして、これって一緒なわけがなかろうて!
しかしセレブは私の温泉に招待してあげます。強制的に。
セレブが阿鼻叫喚しながら私の温泉に浸かっている。
私はゆったりリラックスしながらそれを眺める。
みんなよかったね最高だね!
そして恵まれない人間達の手によって、私は燃やされる。
そういう社会に、将来的には、していかなくてはならない。
私の口から、鼻から、目から、吐瀉物が出る。
止まらない。
止まらない。
止まらない。マーライオンのように。
止まらない。マーライオンのように。
今なら温泉でバイトができるかもしれない。
チューリップのレオさんみたいに。
毎日、万葉の湯にマーライオンとして働きにゆく。
みんながゆったりリラックスしに温泉に浸かる。
私はにやにやしながらそれを眺める。
みんな嬉しそうでよかった。
野菜スティックとか、オーガニックな食事をしておいて正解だったな。
とそのとき私は初めて思うのでしょう。
胃がせり上がって、「ぐっ、ぐっ」と何回も痙攣にえづく。
便器って冷たい。
こうして吐いている今も、恵まれない子供達や恵まれない大人達が、どうしようもなく餓死している。
幸せすぎて気分が悪いのですが。
自分より恵まれない人間に同情してもどうにもなりません。
セレブが私にお金を分けてくれないのと、もしかして、これって一緒なわけがなかろうて!
しかしセレブは私の温泉に招待してあげます。強制的に。
セレブが阿鼻叫喚しながら私の温泉に浸かっている。
私はゆったりリラックスしながらそれを眺める。
みんなよかったね最高だね!
そして恵まれない人間達の手によって、私は燃やされる。
そういう社会に、将来的には、していかなくてはならない。
私の口から、鼻から、目から、吐瀉物が出る。
止まらない。
止まらない。
止まらない。マーライオンのように。
諸悪の根源
- 2010.03.16 Tuesday
- -
- 04:26
- comments(0)
- -


- by 北原 えびね
北原えびねには、殺したいと思う人間がたくさんいます。
北原えびねには、幸せになってほしいと願う人間がたくさんいます。
その層が被ったりします。
わかりにくいですか。
つまりこんな感じなんですけど。
北原えびねは自他共に認める、無類のファザコンです。
父はガン患者で毎日辛そうで、いつも悲しいです。
彼の病気が治れば良い。彼にもっと楽しいことをたくさんする体力があればいい。
幸せに長生きしてほしい。
常時、そう思っている直後、彼は私を意味もなく怒鳴り付けて鼻歌を歌います。
死ね!!!!!!!
って思うじゃないですか普通。
もし殺しオッケーならやってるレベルです。
そんな私に、「だれか殺していいよ」というお許しがでました。
私はわくわくして、ゲロを噴水のように吐くと、唾液をダラダラ垂らしながら、手足をバタバタバタバタさせて、「キャッキャッ!キャッキャッ!!」と赤子のように喜びました。
そして、北原えびねは死にました。
でめたしでめたし。
北原えびねには、幸せになってほしいと願う人間がたくさんいます。
その層が被ったりします。
わかりにくいですか。
つまりこんな感じなんですけど。
北原えびねは自他共に認める、無類のファザコンです。
父はガン患者で毎日辛そうで、いつも悲しいです。
彼の病気が治れば良い。彼にもっと楽しいことをたくさんする体力があればいい。
幸せに長生きしてほしい。
常時、そう思っている直後、彼は私を意味もなく怒鳴り付けて鼻歌を歌います。
死ね!!!!!!!
って思うじゃないですか普通。
もし殺しオッケーならやってるレベルです。
そんな私に、「だれか殺していいよ」というお許しがでました。
私はわくわくして、ゲロを噴水のように吐くと、唾液をダラダラ垂らしながら、手足をバタバタバタバタさせて、「キャッキャッ!キャッキャッ!!」と赤子のように喜びました。
そして、北原えびねは死にました。
でめたしでめたし。
もしかして、私は身売りされそうになったのか?
- 2010.03.15 Monday
- -
- 01:38
- comments(0)
- -


- by 北原 えびね
笹尾健一の車を金属バット(名前はジョーダン)でぼこぼこにしていたら、普通に気付かれて、私が笹尾さんにぼこぼこにされた。
わたしの顔はたぶん今、出目金を更にぼこぼこに殴ったような顔していると思う。
……私、女の子なのに……。
しかし、アパートから出てきたときの笹尾さんの「あっ!テメェ!!」には笑った。
笹尾さん「おい、北原。てめー働いてんのかよ」
北原「今は働いてません。どこで働いてもすぐに、『もう来るな!』って言われるんです」
笹尾さん「てめーなにしてんだよ……」
北原「いつもにこにこ笑いながら、ごぼうを油で揚げてるだけなんですけどねー」
笹尾さん「そういうことじゃねぇよ!いやいや仕事しろよ!!」
北原「笹尾さんはやくざさんですか?」
笹尾さん「はぁ?やくざぁ?」
北原「見た目がチンピラなので。」
笹尾さん「ちげーよ。……いや、やっぱ俺やくざ。ちょっとお前に仕事紹介してやる」
笹尾さんに連れてこられたのは、何駅か先の寂れたビル街だった。
笹尾さん「ここの3階に行って、働きたいから面接してくれって言えな」
北原「はい」
笹尾さん「賃金日額の半分は、日雇保険料として俺が貰うからな」
北原「はい」
笹尾さん「いってこい!」
北原「すみません。笹尾健一という男に騙されてここまでやってきました。北原えびねと申します。私を切り売りしてください」
店員「あ、なに?働きたいの?面接してあげるよ。こっちおいで」
店員「北原えびねさん。高校は卒業してるかな」
北原「5、6年前に段ボールで作った敷居の中で卒業しました。」
店員「??うん、じゃあ年齢は問題ないね。なに、不登校だった?」
北原「不登校ではなく、悪い大人や悪い子供達が私を学校から遠ざけたんです。私は毎日、白い壁の中で四則演算に命をかけていました。そろばん4級の資格があります。」
店員「うん、全然凄くないねそれ。電卓使お、ね。電卓使お。それにそういうスキルいらない仕事だしね。ていうか君、ちょっと変わってるね。入院歴とかあったりして?」
北原「アダム・サンドラー!!!あ、はい。ちょっと入院してました。今は通いです。(心療内科に。)」
店員「あ、やっぱり。(精神科か。)」
北原「あと、ちょっと服役してました。」
店員「えっ!いつごろ!?」
北原「20歳ぐらいのときに、3年くらい。強姦の罪で」
店員「強姦で!?しかも出てきたの最近じゃん!君、ほんと大丈夫!?」
北原「はい。大丈夫です。冤罪だったんで。」
店員「えっ!冤罪だったの!?!?」
北原「四分のニくらいは冤罪だったと思います。」
店員「残り半分あるよ!!?いい加減にしてよ!!」
面接って難しいですね。
店員「まあ……まあいいや。君みたいな子も、普通のフリしてたら割と需要あるもんだし。」
北原「はあ。はい。」
店員「じゃあこれに着替えて」
そう言って、店員さんが差し出したのはセーラー服でした。
私はその日、終始にわたり電脳オヴラアトのキャンディーガールを口ずさみながら、ごぼうを素揚げし続けました。
そのあと電脳オヴラアトのライブに行きました。
普通のフリをしたキチガイのフリになりました。
楽しかったです。
横浜の地で、横浜銀蠅をOPSEに選ぶセンスに脱帽しました。
仕事はクビになりました。
わたしの顔はたぶん今、出目金を更にぼこぼこに殴ったような顔していると思う。
……私、女の子なのに……。
しかし、アパートから出てきたときの笹尾さんの「あっ!テメェ!!」には笑った。
笹尾さん「おい、北原。てめー働いてんのかよ」
北原「今は働いてません。どこで働いてもすぐに、『もう来るな!』って言われるんです」
笹尾さん「てめーなにしてんだよ……」
北原「いつもにこにこ笑いながら、ごぼうを油で揚げてるだけなんですけどねー」
笹尾さん「そういうことじゃねぇよ!いやいや仕事しろよ!!」
北原「笹尾さんはやくざさんですか?」
笹尾さん「はぁ?やくざぁ?」
北原「見た目がチンピラなので。」
笹尾さん「ちげーよ。……いや、やっぱ俺やくざ。ちょっとお前に仕事紹介してやる」
笹尾さんに連れてこられたのは、何駅か先の寂れたビル街だった。
笹尾さん「ここの3階に行って、働きたいから面接してくれって言えな」
北原「はい」
笹尾さん「賃金日額の半分は、日雇保険料として俺が貰うからな」
北原「はい」
笹尾さん「いってこい!」
北原「すみません。笹尾健一という男に騙されてここまでやってきました。北原えびねと申します。私を切り売りしてください」
店員「あ、なに?働きたいの?面接してあげるよ。こっちおいで」
店員「北原えびねさん。高校は卒業してるかな」
北原「5、6年前に段ボールで作った敷居の中で卒業しました。」
店員「??うん、じゃあ年齢は問題ないね。なに、不登校だった?」
北原「不登校ではなく、悪い大人や悪い子供達が私を学校から遠ざけたんです。私は毎日、白い壁の中で四則演算に命をかけていました。そろばん4級の資格があります。」
店員「うん、全然凄くないねそれ。電卓使お、ね。電卓使お。それにそういうスキルいらない仕事だしね。ていうか君、ちょっと変わってるね。入院歴とかあったりして?」
北原「アダム・サンドラー!!!あ、はい。ちょっと入院してました。今は通いです。(心療内科に。)」
店員「あ、やっぱり。(精神科か。)」
北原「あと、ちょっと服役してました。」
店員「えっ!いつごろ!?」
北原「20歳ぐらいのときに、3年くらい。強姦の罪で」
店員「強姦で!?しかも出てきたの最近じゃん!君、ほんと大丈夫!?」
北原「はい。大丈夫です。冤罪だったんで。」
店員「えっ!冤罪だったの!?!?」
北原「四分のニくらいは冤罪だったと思います。」
店員「残り半分あるよ!!?いい加減にしてよ!!」
面接って難しいですね。
店員「まあ……まあいいや。君みたいな子も、普通のフリしてたら割と需要あるもんだし。」
北原「はあ。はい。」
店員「じゃあこれに着替えて」
そう言って、店員さんが差し出したのはセーラー服でした。
私はその日、終始にわたり電脳オヴラアトのキャンディーガールを口ずさみながら、ごぼうを素揚げし続けました。
そのあと電脳オヴラアトのライブに行きました。
普通のフリをしたキチガイのフリになりました。
楽しかったです。
横浜の地で、横浜銀蠅をOPSEに選ぶセンスに脱帽しました。
仕事はクビになりました。
私の秘密、教えます
- 2010.03.14 Sunday
- -
- 02:13
- comments(0)
- -


- by 北原 えびね
それは暗闇で生ハムを食べていないと眠れないという状態が続いているときのことだった。
電車に乗っていると必ず魚が泳いできて、餌をねだるので容赦なく殺す。
「ドクターフィッシュになって、出直してきな」と捨てぜりふを吐きながら。
右目と左目が同時に逆を見ようとして焦点が合わず、結局なんにも見えないんですけど。
畢竟、私が生きているということは、そういうことの繰り返し。
狂いなく共感覚。
誰しも五感の無駄遣い。無駄遣い。無駄遣い。
甘やかな歌声をぶち殺す。
繊細さを気取り、擦り寄る態度が気に入らない。殺せそんなやつは。
地面と垂直に走る飛行機雲。
あの麓には、「死にたくないよー!」って叫んだ自殺者が死んでいる。
世界を真横から捉えよう。
麒麟山の酒瓶で打ってー!
エクスタシーーーー
これから、西湘地区に住まう笹尾健一さんの車をボコボコにしてきます。
フフヘヘヘ
電車に乗っていると必ず魚が泳いできて、餌をねだるので容赦なく殺す。
「ドクターフィッシュになって、出直してきな」と捨てぜりふを吐きながら。
右目と左目が同時に逆を見ようとして焦点が合わず、結局なんにも見えないんですけど。
畢竟、私が生きているということは、そういうことの繰り返し。
狂いなく共感覚。
誰しも五感の無駄遣い。無駄遣い。無駄遣い。
甘やかな歌声をぶち殺す。
繊細さを気取り、擦り寄る態度が気に入らない。殺せそんなやつは。
地面と垂直に走る飛行機雲。
あの麓には、「死にたくないよー!」って叫んだ自殺者が死んでいる。
世界を真横から捉えよう。
麒麟山の酒瓶で打ってー!
エクスタシーーーー
これから、西湘地区に住まう笹尾健一さんの車をボコボコにしてきます。
フフヘヘヘ
BL萌えー。
- 2010.03.13 Saturday
- -
- 03:22
- comments(0)
- -


- by 北原 えびね
『永遠の無
エンプティ
それ、英語にしただけじゃん。
唯一の救いとは?
瞳を閉じたら、それがこの世で一番深い闇だろ。
生きることに飽きない。
生きることに飽き飽き。
意識までも大地に還れるのだろうか?
生きてることと死んでることは、そんなに変わらないよな。
人は本能的に識ってる死後の恐ろしさを。
生まれる「無」ととろけ眠る
何回目だ?
自分が何回目かなんて、誰も気付かない。
気付いたら正気でいられない。
エンドロールまで
エンドロールまで。
明日の天気より簡単な話。
タナトフォビア:ネクロフォビア
息を止めて
時を止めて
ストップ ザ ライフ
それ、英語にしただけじゃん。
この世は全部、悪い夢で
いつか私は目覚めるのです
病院のベッドの上で
家族が私の手を握りしめているのです
それはとても暖かく
みんな私の顔をのぞき込んでは、涙を流して喜んでいるのです
全てを司るスイッチに今、手を伸ばす
現実には希望はなく神はなく節操もなく
今死んでもおかしくない。
誰ひとりとして主役なんかじゃない
戦争映画の脇役ほどの価値もない
確率的に、成功なんてものは手に入らない。
永遠は存在しない。しても意味がない。
生まれた瞬間から死は始まっている』
庭で喋る老人は白い息を吐きながら狂っていく
BL萌えー。
エンプティ
それ、英語にしただけじゃん。
唯一の救いとは?
瞳を閉じたら、それがこの世で一番深い闇だろ。
生きることに飽きない。
生きることに飽き飽き。
意識までも大地に還れるのだろうか?
生きてることと死んでることは、そんなに変わらないよな。
人は本能的に識ってる死後の恐ろしさを。
生まれる「無」ととろけ眠る
何回目だ?
自分が何回目かなんて、誰も気付かない。
気付いたら正気でいられない。
エンドロールまで
エンドロールまで。
明日の天気より簡単な話。
タナトフォビア:ネクロフォビア
息を止めて
時を止めて
ストップ ザ ライフ
それ、英語にしただけじゃん。
この世は全部、悪い夢で
いつか私は目覚めるのです
病院のベッドの上で
家族が私の手を握りしめているのです
それはとても暖かく
みんな私の顔をのぞき込んでは、涙を流して喜んでいるのです
全てを司るスイッチに今、手を伸ばす
現実には希望はなく神はなく節操もなく
今死んでもおかしくない。
誰ひとりとして主役なんかじゃない
戦争映画の脇役ほどの価値もない
確率的に、成功なんてものは手に入らない。
永遠は存在しない。しても意味がない。
生まれた瞬間から死は始まっている』
庭で喋る老人は白い息を吐きながら狂っていく
BL萌えー。
同情する努力をすると、きのこでワンナップ。
- 2010.03.12 Friday
- -
- 06:30
- comments(0)
- -


- by 北原 えびね
中学生のとき、同級生の石島さんのお母さんが亡くなった。
クラス全員で告別式に出ることになった。
私はそこへ、朗らかに大笑いしながらライスシャワーを撒き散らし、「実りの雨じゃー実りの雨じゃー!」と叫びながら登場した。
当然、先生方にそっこーで捕まり、告別式には出してもらえなかった。
なぜそんなことをしたのかというと、他人にはちょっと真似できない面白いことをして一目置かれるようになったら、いじめられなくなるんじゃないかと思ったからだ。
多分、着眼点は良かった。
私は間違っていない。
でも、全く面白くなかった。
そこが大問題だったと自分でも分かる。
そして私の笑いのセンスは人とは違うのだ。
そう言えば、聞こえだけは良いかもしれないけど、
要するに、私には全くユーモアの才能がないのである。
これは人生において、最も致命的なハンデの中の一つだと思う。
極端に言えば、人といることに向いていないからだ。
しかし私も学ぶ。
人を笑わせることができないのなら、人をほっとさせる人間になれば良いのだ。
打ってつけに、高校の同級生である広瀬くんのお母さんがガンで亡くなった。
広瀬くんとは、どこにいても目立ち、明るく元気で優しくて、運動神経もよく、面白くて、学年一のイケメンで、女子から絶大な人気を誇っていた。
広瀬くんの彼女も学年一の美人で、クラスで一番強いグループ階級に属する女の子だった。(ちなみに私は授業中以外は掃除用具入れの中で生活している部類だった)
当時、うちにも父という末期ガン患者がいた。(今は釣りを趣味にしている)
だから広瀬くんの気持ちが少しわかった。
「少しわかる」ということにして、少しわかってるていで、手紙を書いた。
心優しきが故に同情し、また同情を誘うような感じの、強制轢死させたいくらい良い子ぶった感じの手紙だった。
次の日、私は広瀬くんの彼女の所属するグループにボコボコにリンチされた。
リンチされたうえで、彼女の友達にレイプされた。
同時にカツアゲもされそうになったんだけど、逆に2000円カツアゲした。
そしてその日から、あだ名が痴女になった。
まあ強制轢死に比べると、全然軽い刑でしたけど。
それでその日から私はもう二度と人に同情なんかしないと誓った。
ネバー同情。
フォーエバー痴女。
それが私の合言葉。
人に笑顔になってもらうことも、ほっとしてもらうこともできなかった私に残されている道はもう、人に不愉快になってもらうことくらいしかない。
そうしてそんな経験をしたにもかかわらず私は、ご祝儀とお香典が未だにどっちがどっちなのかよくわからず、会費と言ってごまかしている毎日を送っている。
クラス全員で告別式に出ることになった。
私はそこへ、朗らかに大笑いしながらライスシャワーを撒き散らし、「実りの雨じゃー実りの雨じゃー!」と叫びながら登場した。
当然、先生方にそっこーで捕まり、告別式には出してもらえなかった。
なぜそんなことをしたのかというと、他人にはちょっと真似できない面白いことをして一目置かれるようになったら、いじめられなくなるんじゃないかと思ったからだ。
多分、着眼点は良かった。
私は間違っていない。
でも、全く面白くなかった。
そこが大問題だったと自分でも分かる。
そして私の笑いのセンスは人とは違うのだ。
そう言えば、聞こえだけは良いかもしれないけど、
要するに、私には全くユーモアの才能がないのである。
これは人生において、最も致命的なハンデの中の一つだと思う。
極端に言えば、人といることに向いていないからだ。
しかし私も学ぶ。
人を笑わせることができないのなら、人をほっとさせる人間になれば良いのだ。
打ってつけに、高校の同級生である広瀬くんのお母さんがガンで亡くなった。
広瀬くんとは、どこにいても目立ち、明るく元気で優しくて、運動神経もよく、面白くて、学年一のイケメンで、女子から絶大な人気を誇っていた。
広瀬くんの彼女も学年一の美人で、クラスで一番強いグループ階級に属する女の子だった。(ちなみに私は授業中以外は掃除用具入れの中で生活している部類だった)
当時、うちにも父という末期ガン患者がいた。(今は釣りを趣味にしている)
だから広瀬くんの気持ちが少しわかった。
「少しわかる」ということにして、少しわかってるていで、手紙を書いた。
心優しきが故に同情し、また同情を誘うような感じの、強制轢死させたいくらい良い子ぶった感じの手紙だった。
次の日、私は広瀬くんの彼女の所属するグループにボコボコにリンチされた。
リンチされたうえで、彼女の友達にレイプされた。
同時にカツアゲもされそうになったんだけど、逆に2000円カツアゲした。
そしてその日から、あだ名が痴女になった。
まあ強制轢死に比べると、全然軽い刑でしたけど。
それでその日から私はもう二度と人に同情なんかしないと誓った。
ネバー同情。
フォーエバー痴女。
それが私の合言葉。
人に笑顔になってもらうことも、ほっとしてもらうこともできなかった私に残されている道はもう、人に不愉快になってもらうことくらいしかない。
そうしてそんな経験をしたにもかかわらず私は、ご祝儀とお香典が未だにどっちがどっちなのかよくわからず、会費と言ってごまかしている毎日を送っている。
受付の睫毛がこっちを見てくる
- 2010.03.10 Wednesday
- -
- 03:54
- comments(0)
- -


- by 北原 えびね
心療内科でかかっている音楽を聞いていると、心臓がドグドグいう。
心臓が乳房を突き破り、皮膚とブラジャーの間で脈を打っている。呼吸が狂って血液が不整脈。
私の目は、これ以上は開けられないというほどにガン開きになる。
目を支えている筋がギチギチいう。
手を食べる。倖田來未さんが表紙の雑誌をびりびり破りながら、「かわいくなあれかわいくなあれ」と裏声で囁き、それを口に入れる。
私の一部が倖田來未さんで形成される。
「北原さん。北原さーーーん」
受付の、脱色髪の睫毛が私を呼ぶ。
お前、私のことを見るな。
私は白いカーテンの向こうに移動した。
「北原さん、調子はどうですか」
初老の医者(川口さん)が私に問い掛ける。
私が「今すぐ楽して死ねる薬をください」という顔をして見せると、
医者は「甘えてんじゃねえよ、クズ人間が」という顔をする。
さらに医者は「誰になに処方しようが、病気が治ろうが、いずれお前らは死ぬんだよ。生まれたからには死ぬんだよ。人生楽しようとするんじゃねえよ。お前は死ぬんだよ」と言う顔をする。
私は「それもそうですね。どんな薬を貰ってもいずれ私は死にます。私は死にます。今の苦痛から逃れ、例え更正しても私は死にます。ですが、たくさん勉強して苦労して、医者という偉大な地位を手に入れたあなたも、その努力も虚しく死にます。なぜ、死ぬまでの暇潰しに苦行である行為をわざわざ選んで努力されてきたのですか。あなたは死にます」という顔をしてやった。
すると川口さんは困ったような、焦ったような表情を浮かべて言いました。
「北原さん、いつも通りの薬を出しておきますね」
私はその場で、開脚後転をしながら、清潔な白い床に胃液を吐き出した。
そのまま開脚後転して待合室まで戻った。
すれ違った受付の睫毛が私を見ていた。
お前、私のことを見るな。
地位も名誉もいらない。
そんなもので楽にはならない。
手にしたことないけど。
生まれてからは、死ぬまでの暇潰しです。
私は今、暇を潰すのに猛烈に忙しいのです。
お財布の中を見たら、綿毛しか入っていませんでした。
心臓が乳房を突き破り、皮膚とブラジャーの間で脈を打っている。呼吸が狂って血液が不整脈。
私の目は、これ以上は開けられないというほどにガン開きになる。
目を支えている筋がギチギチいう。
手を食べる。倖田來未さんが表紙の雑誌をびりびり破りながら、「かわいくなあれかわいくなあれ」と裏声で囁き、それを口に入れる。
私の一部が倖田來未さんで形成される。
「北原さん。北原さーーーん」
受付の、脱色髪の睫毛が私を呼ぶ。
お前、私のことを見るな。
私は白いカーテンの向こうに移動した。
「北原さん、調子はどうですか」
初老の医者(川口さん)が私に問い掛ける。
私が「今すぐ楽して死ねる薬をください」という顔をして見せると、
医者は「甘えてんじゃねえよ、クズ人間が」という顔をする。
さらに医者は「誰になに処方しようが、病気が治ろうが、いずれお前らは死ぬんだよ。生まれたからには死ぬんだよ。人生楽しようとするんじゃねえよ。お前は死ぬんだよ」と言う顔をする。
私は「それもそうですね。どんな薬を貰ってもいずれ私は死にます。私は死にます。今の苦痛から逃れ、例え更正しても私は死にます。ですが、たくさん勉強して苦労して、医者という偉大な地位を手に入れたあなたも、その努力も虚しく死にます。なぜ、死ぬまでの暇潰しに苦行である行為をわざわざ選んで努力されてきたのですか。あなたは死にます」という顔をしてやった。
すると川口さんは困ったような、焦ったような表情を浮かべて言いました。
「北原さん、いつも通りの薬を出しておきますね」
私はその場で、開脚後転をしながら、清潔な白い床に胃液を吐き出した。
そのまま開脚後転して待合室まで戻った。
すれ違った受付の睫毛が私を見ていた。
お前、私のことを見るな。
地位も名誉もいらない。
そんなもので楽にはならない。
手にしたことないけど。
生まれてからは、死ぬまでの暇潰しです。
私は今、暇を潰すのに猛烈に忙しいのです。
お財布の中を見たら、綿毛しか入っていませんでした。
ぴちぴちした小学生が私の周りにたくさんいるこんな世の中じゃ
- 2010.03.09 Tuesday
- -
- 01:28
- comments(0)
- -


- by 北原 えびね
小学生男子と遊びたい。
マンションのエントランスで推定10歳くらいの少年3人がお喋りを楽しんでいたんですよ。可愛い顔して。
私は物凄くその中に入りたくて仕方なかった。
何を隠そう、10年前。学校にはいじめがあった。
教室に入ると私の席には毎日、菊の生け花や、まだ受けていない期末テストの解答や、シャンペンタワーや、チワワの入った段ボールが置かれていた。
たぶん私はいじめられていた。
まああるときに無性にイライラしちゃって、いじめっ子たちを全員、Hatebreedが爆音で流れている状態のBOSEのスピーカーで、死ぬまで殴り続けたんですけどね。
いじめっ子のボスを殴るときだけ、スガシカオの午後のパレードを爆音で流した。
そして寝ている校長先生の首に縄を掛けて梁に吊して、転校したんだけどね。
そんなわけで私、友達少ない方なんだと思うんです。たぶん、普通の人よりは。
だからペットをね、飼うことにしてね。
蛇の名前はノロ。
小さくてかわいい赤い目の。
アルビノみたいに見えるけど、全くもってアルビノでもなんでもない。
おとなしくて、頭いい。
彼は、いじめられっこで友達が上手く作れない私の、数少ない大切な理解者なんだ。
ノロを、そおっとエントランスにいた小学生たちの側に放ちます。
ノロは私を振り返り、「了承した!」と頼もしい顔を見せると、下をパシパシ出しながら、小学生男子たちに向かっていった。
ノロに気づいて、びっくりした小学生男子は、3人掛かりでノロをぐちゃぐちゃに蹴りつけて、
持っていたDSでごりごり擦り下ろして、皮を剥いだ。
アルビノのように真っ白で愛らしかったノロは、今や真っ赤な肉と血に染まりながら、「きゅうううううう」と断末魔を上げた。
私は自分がそこでまた、昔のように怒り狂って、スピーカーを振り回すかと思っていた。
でも、そんな気はもう起きなかった。
ただ、ただ、悲しくて、悔しくて、心が虚しくなっていた。
どうして私は初めからノロに頼りきって、小学生たちに自分から話し掛けようとしなかったのか。
どうしてあんな残虐な小学生と仲良くなりたいなんて思ってしまったのか。
どうして私には蛇以外の友達がいないのか。
新しい友人を得ようとしたがために、古い友人を無残な姿にしてしまったのは、
紛れも無く私自身だ。
気が付くと、エントランスには私一人だけだった。
頬には涙が伝っている私一人だけだった。
帰って、ノロの皮を出汁にしたラーメンを食べた。
失ったものは、もう二度と元に戻らないのだろうか。
マンションのエントランスで推定10歳くらいの少年3人がお喋りを楽しんでいたんですよ。可愛い顔して。
私は物凄くその中に入りたくて仕方なかった。
何を隠そう、10年前。学校にはいじめがあった。
教室に入ると私の席には毎日、菊の生け花や、まだ受けていない期末テストの解答や、シャンペンタワーや、チワワの入った段ボールが置かれていた。
たぶん私はいじめられていた。
まああるときに無性にイライラしちゃって、いじめっ子たちを全員、Hatebreedが爆音で流れている状態のBOSEのスピーカーで、死ぬまで殴り続けたんですけどね。
いじめっ子のボスを殴るときだけ、スガシカオの午後のパレードを爆音で流した。
そして寝ている校長先生の首に縄を掛けて梁に吊して、転校したんだけどね。
そんなわけで私、友達少ない方なんだと思うんです。たぶん、普通の人よりは。
だからペットをね、飼うことにしてね。
蛇の名前はノロ。
小さくてかわいい赤い目の。
アルビノみたいに見えるけど、全くもってアルビノでもなんでもない。
おとなしくて、頭いい。
彼は、いじめられっこで友達が上手く作れない私の、数少ない大切な理解者なんだ。
ノロを、そおっとエントランスにいた小学生たちの側に放ちます。
ノロは私を振り返り、「了承した!」と頼もしい顔を見せると、下をパシパシ出しながら、小学生男子たちに向かっていった。
ノロに気づいて、びっくりした小学生男子は、3人掛かりでノロをぐちゃぐちゃに蹴りつけて、
持っていたDSでごりごり擦り下ろして、皮を剥いだ。
アルビノのように真っ白で愛らしかったノロは、今や真っ赤な肉と血に染まりながら、「きゅうううううう」と断末魔を上げた。
私は自分がそこでまた、昔のように怒り狂って、スピーカーを振り回すかと思っていた。
でも、そんな気はもう起きなかった。
ただ、ただ、悲しくて、悔しくて、心が虚しくなっていた。
どうして私は初めからノロに頼りきって、小学生たちに自分から話し掛けようとしなかったのか。
どうしてあんな残虐な小学生と仲良くなりたいなんて思ってしまったのか。
どうして私には蛇以外の友達がいないのか。
新しい友人を得ようとしたがために、古い友人を無残な姿にしてしまったのは、
紛れも無く私自身だ。
気が付くと、エントランスには私一人だけだった。
頬には涙が伝っている私一人だけだった。
帰って、ノロの皮を出汁にしたラーメンを食べた。
失ったものは、もう二度と元に戻らないのだろうか。
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